【心理学】オリィ&番田の“自信5段階説”

昨日、僕は以下のようなtweetをしました。

今日は心理学的視点から、“自信”について紐解いてみる!
話題の中心は、オリィと番田の“自信の5段階説”!
それでは、いってみよう!
この説のoriginal記事の書き出しは、こうだ!

“生前、よく自宅からリモートで働いていた番田雄太と「一緒に働くってどういう事?」「所属してるって何?」「自分を好きになれって言われても・・・」というような話を、それはもう頻繁にしていた。
いかに人は絶望状態から希望を得て、自分を信じる状態へ至るのか

そして、オリィこと吉藤オリィは、不登校だった自信の経験と不慮の事故で寝たきりの生活を送っていた番田の経験に則り、自信の5段階仮説としてまとめた。

あなたは、自分に自信があるか?
もしあるなら、あなたの自信はどのようなものなのか?

自信の5段階説”を具体的に眺めてみよう!
まず、イメージとしてはマズローによる”欲求5段階説”かな…

マズローの法則によれば、人間の欲求には「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」の5段階がある。 ちなみに、社会的欲求は“所属と愛の欲求”である。そして、これら5つの欲求にはピラミッド状の序列があり、低次の欲求が満たされるごとに、もう1つ上の欲求をもつようになる” とされています。

今回紹介する”自信の5段階説”は、図に示す通り、低次の「コミュニティ所属」から、「自己所有感」「自己肯定感」「挑戦意欲」、そして最高次の「自信」へと続く。

1)コミュニティ所属:自分と気の合う人との出会い組織、コミュニティへ所属することであり、コミュニティはできれば3つくらい所属することを推奨している。
2)自己所有感:コミュニティ内で何かしら役割を得、「自分は誰かの役に立っている」という自覚があり、この時、コミュニティへの帰属意識、仲間意識が高まる
3)自己肯定感:コミュニティ内で頼られる存在になり、「自分は必要な人間じゃない」と思わなくなる。このとき、居心地のよい“居場所”を感じるようになり、孤独が解消される状況である。
4)挑戦意欲:更にステップアップする為の向上意欲を持ち、これまでの自分を試す挑戦をし始める。
5)自信:”何か”に挑戦し、成果を収める。それを繰り返す事で徐々に”自信”は確固たるものとなる

更に、3)自己肯定感と4)挑戦意欲の間には、”紳士的土台ライン”という「この土台を固めてから上に進まないと、挑戦→失敗時に精神的にネガティブになり「俺世界から必要とされてない」と、大きなダメージを受ける」ことになるとして、コミュニティ所属から自己肯定感までのボトムスの達成が自信への大きな礎だとしている。

僕が見たTVプログラムでもオリィと番田の関係性を強く描いていたけれど、番田が変化していく姿はもちろん、実はオリィが番田を通して社会との接点を見つけていたのだと感じる内容だった。

番田が亡くなり、喪失感は計り知れないものだったと思うが、その地点を境に、更に社会貢献へと没頭していくオリィの姿には最大の敬意を表したいと思う。

オリィと番田の作り上げた自信に対する5段階説を学生教育にも役立たせたいと思う!
さて、僕には“何”ができるかな…
今日も最後まで読んでいただき、どうも有り難うございました。

【参考記事】
・吉藤オリィ:寝たきりの親友と話していた「自信」に対する考察(2019.03.24)
【参考書籍】
・吉藤オリィ:サイボーグ時代 ~リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略(きずな出版 )2019
・吉藤健太朗:「孤独」は消せる。(サンマーク出版)2017

投稿者: コージーニ先生

リハビリテーションセラピストです。現在までに約15万人の患者、その家族及び学生と保護者とかかわりを持ってきました。その経験から患者とその家族&子どもたちと学生たちとの人生に寄り添って感じたこと、学んだことの中から「過去の僕」に知っておいてほしいコト&「未来のみんな」に伝えたいことを呟きます。 著作や詳しい活動履歴はこちら→ https://kojini'sblog.com/about

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