【社会】「イノベーション」と「リノベーション」(その2)

先日、僕は「イノベーション」と「リノベーション」についてtweetし、
その詳細についてこのBLOGで紹介しました。

今朝はその続きのダイジェスト版になります。
高岡浩三氏が思考する「イノベーション・マネジメント」について概説します。

Episode 1の最後に、以下のように書きました。

“21世紀はインターネットを使った新しい「顧客の問題」を解決することにのみ「イノベーション」が起こる時代になっているのです”

このことばが物語るように、この思考こそが「イノベーション・マネジメント」の原点なのだと思います。Episode 2からは以下のようなタイトルが付けてあります。

Episode 2:「イノベーション」が起きる理由
Episode 3:「新しい現実」から「新しい問題」を抽出せよ!
Episode 4:「新しい問題」にいち早く気づくには
Episode 5:イノベーションを生む「NRPS」メソッド

Episode 2では、イノベーションが起きる際にある共通点「新しいエネルギー」の出現について言及し、なぜ新しいエネルギーがイノベーションを誘発するのかについて、第二次産業革命やインターネット革命を例に解説している。
Episode 3では、イノベーションが市場に受け入れられる条件の一つに「新しい現実 new reality」の存在を指摘している。特に、日本は少子高齢化や1人・2人世帯の増加などビジネスを取り巻く現実は大きく変化している。新しい現実からどのようにビジネスを生み出すかにについて、「バリスタ」を例に解説している。


Episode 4では、イノベーションの鍵は顧客が気づいていない問題をどう発見するかにかかっていると述べている。実際には、その問題を発見できていないケースがほとんどであり、なぜこのような事態になるのかの理由を明快に解き明かしている。
Episode 5では、「NRPS(New Reality Problem Solution)」は高岡氏が編み出したイノベーションを生むメソッドであり、NRPSについてネスレ日本の「ウェルネスアンバサダー」を例に詳細に解説している。理論と事例を踏まえて学び深めている。

最終的に、「起業家」に必要なスキルについて言及している。

① 最後までやり抜く力
② オーナーシッ プ
③ 他人を競っておくする「力」と「情熱」


僕らは、あらゆる場面で「新しい現実」を直視し、それに随伴する「新しい問題」の解決に向けて思考し、実行しなければいけない。
with coronaの時代にあって、かなり制約された状況の中での活動になるが、この点も“something great”によって道が大きく開かれるのだとも思う。

今後も僕はことさらに “情熱” をもって、すべてのことに当たろうと思う!

今日も最後まで読んでいただき有り難うございました。

【参考書籍】高岡浩三✖コトラー
・高岡浩三、フィリップ・コトラー:マーケティングのすゝめ (中公新書ラクレ 567) 2016
・高岡浩三、フィリップ・コトラー:コトラーの「予測不能時代」のマネジメント(東洋経済新報社)2018
・高岡浩三:ゲームのルールを変えろ(ダイヤモンド社)2013
・高岡浩三:世界基準の働き方 海外勤務を拒み続けた私が超巨大グローバル企業の幹部になれた理由(PHP研究所)2017


投稿者: コージーニ先生

リハビリテーションセラピストです。現在までに約15万人の患者、その家族及び学生と保護者とかかわりを持ってきました。その経験から患者とその家族&子どもたちと学生たちとの人生に寄り添って感じたこと、学んだことの中から「過去の僕」に知っておいてほしいコト&「未来のみんな」に伝えたいことを呟きます。 著作や詳しい活動履歴はこちら→ https://kojini'sblog.com/about

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