【管理】授業のための「ポモドーロ大作戦」

先日、「ポモドーロ大作戦」について以下のようなtweetをしました。
今回は、その内容について詳しくお話ししていきますね!

僕が時間管理に利用している「ポモドーロ・テクニック」については、以下の僕の以前のBLOGを参照してください。

【管理】学習のためのオススメ時間管理!(その1)ポモドーロ・テクニック

【管理】学習のためのオススメ時間管理!(その2)ポモドーロ・テクニックの6つのステップ

そもそも、これまでの授業とは?

僕の勤務するリハビリテーション養成校は「90分授業」なので…もちろん大学も90分…新入生たちは入学式後の授業時間対応で大変苦慮していたんだよね!
そんな時、僕は自分の仕事の時間管理には既に「ポモドーロ・テクニック」を使っていて、個人的にはいい感じで仕事できてるなぁって!思ってました。
悩みながらもいろいろな方法を授業で試してみたんだけど、どれもこれも頭打ちで、「これ」っていう感触がなかなか得られなかったんだ。



それでも、学生たちの思考や生み出されたアイデアをキチンと言語化させる、そんな授業を心掛けてきた。だから、4人1グループ…6人1グループではない…で、課題に対して「自分で思考」→「目の前に人とシェア」→「グループでシェア」→「グループで納得解にまとめ」→「クラスにシェア」とこんな感じで展開してました。でも、なんかいまいちで…なんかいまいちなのは、課題を出すタイミングが「不規則」だったから…
そんなとき、一番身近にあって、個人的には成果をあげていたこのテクニックを授業に使えないかなってアイデアがふわっふわって湧いてきてやってみることにしたんだ!

授業90分=30分×3=(25+5)分×3=3ポモドーロ!



いきなりですが、上記した勝手な「公式」が頭に浮かび、どうにかこの公式通りに授業展開できないかを思考し始めた。思考し始めてから、どれくらいかな…あっと言う間…20分くらいで、それまでやってた僕の授業を少しアレンジしたらいいって気づいた
だって、以前から90分を3つの30分の合成だと考えてはいたけど、ようやく、30分と考えていた授業の最小単位を「25分+5分」に分解できたから!
どうして、このことにこれまで気づかなかったのかなと、今でも不思議に思うけど、とにかく気づいたからには即実行翌日から僕の授業はこの「公式」通りに運営することになりました!
その後も試行錯誤や修正を加えながら、概ね上記図に示すような「ポモドーロ・テクニック」を再現できる展開ができるようになりました。

①課題の提示(5分)
②思考タイム→シェア(10分)

③ディスカッション→まとめ(10分)
④Break(振り返り&休憩)(5分)


と言うことで、僕の授業シラバスもかなり変わりました!
あれもこれもと教えたがっていた(=課題を提示していた)ものから、90分授業1コマで最大でも「3つの大切なこと」に絞ってシラバスを書き、授業展開するようになりました。カリキュラムのコントロールができるようになった僕はとても楽に授業に臨めるようになったし、何より学生たちが授業中いきいきと参加してくれている姿をみれることが、とても幸せに感じる時間に変わりましたよ☆彡

それでも、まだまだ改良、改善の余地はある!

当然ですが、学生にとっての良い授業にするためには、まだまだだなと感じているので、その点は今後もトライして、また報告したいと思います。
特に、現在の「with corona」の時にあっては、グループでディスカッションするという「」を作ることは、ある意味ご法度…それでも、必要最低限のシェアやディスカッションはさせてあげたいと、苦労しながら授業を構築しています。

C-Learningという教育テクノロジー!

そのような中、僕が今現在導入を検討しているのが「C-Learning」というLMSです!
wifi環境が必要になりますが、これが導入できると口から「ことば」を発しなくても、各自のスマホを通して意思表示が瞬時にできるようになり、思考やシェア、そしてディスカッションの可能になると考えています。また、このC-Learningについても話をしたいと思います。

先に「with corona」の時代と書きました。世界が大きく変革しようとしているときに、教育界はどうなのか?遠隔授業はできるようになったんだけど、教室に戻ってきたら、またすぐ元やっていた対面授業に…これでは教育技術の進化がありませんよね!
僕は「ポモドーロ・テクニック」を授業構築に持ち込むことにより成果を上げていると確信しています。これは、遠隔授業にあっても同様に感覚しました。そして、「with corona」の間に、授業やそれを取り巻く環境を大きく変革したいと考えて行動しています。

授業のためのポモドーロ大作戦!」というタイトリングで話しをしてきました。
最後は、近未来の僕の学校の在り方にまで言及し、変革の必要性をお話しさせてもらいました。全体としての変革に取り組みながら、個人的な授業の構築ももっと進化させたいと考えています。時々、そのプロセスは報告していきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、どうも有り難うございました。
あなたにとって有益な内容であれば、とても嬉しいです。

投稿者: コージーニ先生

リハビリテーションセラピストです。現在までに約15万人の患者、その家族及び学生と保護者とかかわりを持ってきました。その経験から患者とその家族&子どもたちと学生たちとの人生に寄り添って感じたこと、学んだことの中から「過去の僕」に知っておいてほしいコト&「未来のみんな」に伝えたいことを呟きます。 著作や詳しい活動履歴はこちら→ https://kojini'sblog.com/about

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