先日、「短い時間でも学習効果を上げるための勉強方法の4つの工夫」というtweetをしました。
今日は、その具体的な内容を書いていきますね!
勉強でも仕事でも「短い時間で効果が上がる」って最高だよね!
実は、その方法(方略)を学校では教えてくれないですよね…
と言うことで、僕が有益な情報としてお伝えします!
そもそもですが、何でも知っているかどうかで上下が決まることが多いかも…
今回紹介する勉強方法(方略)は知らない人が多いと思う。 だからこそ、知ることによって対応の幅が広がることは間違いなし!
今回はその方法(方略)についてお話しします。方略は以下の2つです。
(1)認知的方略
(2)メタ認知的方略
(1)認知的方略とは?
自分自身の記憶や思考などの認知的プロセスを調整することで効果的な学習を促す方略のこと。その中には、以下のような代表的な6方略があります。
① 援助要請方略
② リハーサル・記憶方略
③ リソース活用方略
④ 体制化方略
⑤ 意味理解方略
⑥ 関連づけ方略
(2)メタ認知的方略とは?
自分の思考や行動を客観的に把握し認識すること(メタ認知)を通じて、自己調整によって学習の効率化を図る方略のこと。その中には、以下のような代表的な3方略があります。
①プランニング方略
②モニタリング方略
③調整方略
全然知らなかったという人、多いよね!
でも知らなくてもいいよ!
きっと、この中のいづれかをあなたは実践しているはずだから…
こんな中、「勉強方法を工夫することで学習効果を上げることができる」という仮説のもと、ある研究が実施されたので情報を開示しますね!
以下、引用します。
“成績(上位・中位・下位)と勉強時間(平均より長い・短い) をかけ合わせて6群にし、そのうち成績上位・勉強時間が平均より短い群(A群)と成績下位・勉強時間が平均より長い群(B群)を取り上げ、勉強方法の使用状況を見てみた。図から分かるように、B群よりA群のほうが、 すべての勉強方法において使用頻度が高い。とくに「何が分かっていないか確かめながら勉強する」「〇つけをした後に解き方や考え方を確かめる」では、A群のほうが20ポイントぐらい高い。一定の勉強時間を確保することはもちろん大切だが、勉強方法の工夫も学習の効果を上げるうえで重要であるといえる。”(小中学生の学びに関する実態調査2014より引用)
要するに、勉強方法を工夫することで、短い時間でも学習効果をあげることが可能ということが示されたということ!
この図の中にあるのは、前述した①の認知的方略から1方略、②のメタ認知的方略から3方略でした。
そのなかでも、②に属する「モニタリング方略」の「問題を解いた後に〇つけをする」は、成績上位・勉強時間が平均より短い群(A群)で93.2%、成績下位・勉強時間が平均より長い群(B群)でも89.2%と、もに各群での最高値を示してる!
また、ほとんどがA群の方が高値を示してはいるが、上位を抜き出してみると、以下の通り!
興味深いことに、しかしある意味当然のことではあるが、成績上位(A群)と成績下位(B群)には、結果において“差異”があることがわかった(統計的処理はしていない)。このことは、自らの勉強に対する立ち位置を知っているか、いないかの違いであるように思う。まずは、この点を改善すべく、基礎的な内容から応用へと系統的に学習を進めるべきかと思われる。
問題を解いた後に〇つけをすることが、短い時間でも学習効果をあげることが可能になる近道のようなので、あなたもこの点を意識して勉強方法を変えてみると、きっといい結果が訪れるよ!
今回は、「短時間で学習効果を上げる勉強方法」について書いてみたけど、
あなたにとってどうだったかな?
有益な情報となるように今後も書いていきますので、
よろしくお願いします☆彡
今日も最後まで読んでいただき有り難うございました。