【思考法】イシューからはじめよ!知的生産の「シンプルな本質」(その2)

昨日のBLOGからが本格的に書き始め「その1」としました。
生産性を上げたいなら、イシューに集中しよう!」との主張を以下の3つのポイントでまとめています。
①イシューに集中する
②仮説を立てる
③スピードを意識する


今日は「その2」とタイトルし、「②仮説を立てる」ということについて解説します。
先ほど、以下のようなtweetをしました。

今日の「②仮説を立てる」は、twitterの「1次情報収集」→「プランを練る」の中に包含されるものだと理解してください。
ある意味、僕らは日々「仮説」→「検証」という作業の真っ只中にいて、あーじゃない、こうじゃないと思い悩んでいます。しかし、この「イシュー」を真に理解すれば、この悩みが消えてなくなります!と言うより、「悩むことがなくなる」と言った方がいいかもです。

と言うことで、今日も以下の人たち必見ですよ☆彡
なかなか仕事に時間がかかる人
仕事の問題を見つけられない人
問題解決に至らなかい人
ここにいると言うことは、既に悩まない人生のスタートラインに立ちました!
しっかり学んで、スッキリした仕事に取り掛かりましょう☆彡

②仮説を立てる

イシューを明確にしたら、次は仮説を立て全体のストーリーを組み立てることが重要です。まず正しそうな答え(仮説)を考えて、それが正しいかどうか検証し、間違っていれば次の答え(仮説)を考えていく、と言う流れが大切!

①イシューの明確化
②仮説構築
③ストーリー組立

あるいは「仮説→検証→(次の)仮説→検証→・・・→正解」

これって僕がずっとやってる「仮説検証」の考え方と合致するので、安宅氏の考えに大賛成なんだよね☆彡
最初にイシューと仮説を決めることで、無駄な作業が大きく減少すること間違いなしです。仮説を立てると、可能性のあるすべての答えを、1つ1つ検証していくより、正しい答えにたどり着くスピードまでもが速くなりますよ…僕は当然時間減少してます☆彡

また、部下に仕事を与える時も、仮説を立てることで(その仮説も含めて仕事を与える)、部下はどこまで調べるべきなのかが理解しやすくなります。(良い)上司の役割は、イシューを見極めることと、仮説を立てることに尽きますよ…あなたはできていますか?

安宅氏が言う、「仮説を立てるやり方」の “逆” は、最終的なアウトプットを考えずに、闇雲に情報収集してしまうやり方です…これは✖です!…あなたは、闇雲に?ただ必死に?時間と体力を浪費して?やってませんか?。
これは、学校で試験勉強をしている時のことを思い出すと「なるほど!」ですよ。あなたは学生時代どのように試験勉強をしていましたか…ちょっと思い出してください?
以下のような方法でやっていたのであれば、即反省しましょ(笑)
ダメな学生のやり方は、過去問を調べず、ただただ教科書を1ページからすべて理解しようとしています。これでは、どれだけ時間があっても、体力があっても、徹夜しても、良い成績をとることは難しいでしょうね✖
仮説を立ててやる(検証)方法は、少ない情報で全体の構成を考え、必要な情報だけを追加で調べるやり方です。換言すれば、教科書全体はサラッと把握し、テストで聞かれるポイントを理解した上で、必要な部分だけを読み直す方法です。この時、実は良くできる学生は授業中のあらゆる場面で先生が何を言っていたのかを思い出しホワイトボードの内容をイメージし、そして自分のノートの落書き(doodle)から、文脈を理解するることができます…あなたはやってましたか?

コツは「クイック&ダーティー Quick & Dirty」!つまり粗くても良いから素早く仮説を作り何度も仮説→検証のサイクルを回すことにあります。ビジネスで言えば、ざっくりしたプレゼン資料を、情報が足りなくてもとりあえず完成させることになりますよ!その後、このストーリーが正しいか、どうかの検証を繰り返すことになります。
とりあえずは、悩む前に仮説ありきですよ…あなたはできてますか?

情報が少ない段階から、常に問題の全体像や結論を考える思考スタイルが「仮説思考」です。仮説思考によって初めに結論を考えると、3つのメリットがあるそうですよ!

仕事をこなすスピードが格段に速くなる
 -あらかじめ仮の答えを見つけてから検証するので、闇雲に調べるより速い。
仕事の質が高くなる
 -仮説・検証のプロセスを繰り返すことにより、仮説の精度が上がり、意思決定の 質が上がる。
物事の全体像を把握する力が向上する

これって、いいことずくめですね☆彡
換言すると、仮説思考で「決断力」「先見力」「大局観」などが向上するようです!

あなたが何やかんや考えて悩んでも、結論から考えることを習慣にしようと言及してます。仮説思考のコツは、とにかく少ない情報で考えることです。フェルミ推定も同じ考え方であり、間違ってもいいから、とにかく最初に仮説を立てます。むしろ、仮説が外れた時の方が、大きな発見につながることも多くなりますよ…そうなんだと納得だと思います…と言うか、あなたもこれまでに絶対経験していますよ。
また、情報(input)が多ければ多いほど、よい意思決定(output)ができるという思い込みは…これはダメですね、仮説思考の邪魔になります。少ない情報しかなくても、たくさんの情報を集めた人と、同じ質のアウトプットができる人が勝ちます。これが日本に求められている「生産性の高い人」である。

また、ちょっと聞いてくださいね…仕事を与えられると、すぐに作業を始めてしまう癖のある人は、その前に30分でよいから全体像を考えるようにすべきだと言ってます。少ない情報で、最終的なアウトプットや全体像をイメージできると、仕事の効率が格段に上がります。

例えば、本のアウトプットなら、要点だけ掴んだら、読み始める前に、最終的なアウトプットをとりあえず創造すると言うことになります。
「イシュー」を考えた、このやり方はどんなことにも応用できそうでしょ…そんな気持ちになってきませんか☆彡

また、イシューと仮説は、ことばとして表現することを徹底することが大切だとも言っています。僕も「ことば」はとっても大切にしていることなんだけど…特に「一人称の記述」は…どうですか?あなたはできていますか?
ことばにできない時は、イシューの見極めと仮説の立て方が甘いそうです。ことばにすることで、どれだけ落とし込めているかが理解できますよ…下手すると、わかる人があなたのことばを聞いたら、即見破られちゃいます。

今日も納得の内容だったのではないですか?

次のポイントは、全プロセスで常に意識しなければいけない「スピード」について説明しますね。乞うご期待☆彡

今日も最後まで読んでいただき、どうも有り難うございました。
一生懸命仕事するあなたにとって有益な情報となれば、とっても嬉しいです☆彡
それでは、また明日!Ciao☆彡



投稿者: コージーニ先生

リハビリテーションセラピストです。現在までに約15万人の患者、その家族及び学生と保護者とかかわりを持ってきました。その経験から患者とその家族&子どもたちと学生たちとの人生に寄り添って感じたこと、学んだことの中から「過去の僕」に知っておいてほしいコト&「未来のみんな」に伝えたいことを呟きます。 著作や詳しい活動履歴はこちら→ https://kojini'sblog.com/about

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