「ポモドーロ・テクニック」に関する以下のような“The Ultimate Guide 究極ガイド”のtweetをしました。
これは、アメリカの起業家Chris Winfieldが「ポモドーロ・テクニック」を実践した山あり谷ありのHow to Work 40 Hours in 16.7 (The Simple Technique That Gave Me My Life Back)という“ポモドーロ・テクニック実践”レポートです。
彼は実践する途中で多くの困難や挫折を感じながらも、実際に週40時間労働を16.7時間にまで短縮した結果をプロセスとともに語ってくれています。
僕も「ポモ・テク」の実践者ですが、彼のような困難や挫折は有り難いことに感じていません。同時に、まだ週40時間労働の真っ只中にいるので、残念ながら労働時間を短縮できたという成功体験や成果の感覚もありません。
今回の紹介記事は、以下のような人にオススメです。
・労働時間の多さに悩んでいる人
・労働時間管理のやり方に悩んでいる人(労働者)
・労働時間管理の取り組みや導入に悩んでいる人(管理者)
・日々の時間管理に悩んでいる人(学生含む)
この記事がこれらの人たち全員に有益となるようにレポートの詳細をまとめますね!
このレポートの構成は以下の通りです。
なかなかなボリュームです。
1.ポモドーロ・テクニック以前のChris Winfield
2.ポモドーロ・テクニックとは何か?
3.ポモドーロ・テクニックの4原則
4.ポモドーロプロセス:焦点の25分
5.はじめに必要なツール
6.ポモドーロの私の最初の試み:「“Ugh.”うーん」
7.私のバランスを見つける:「8」の魔法
8.私が7日間の平日を愛することをどのように学んだか(本当に!)
9.週にわずか16.7時間ですべて?!
10.モチベーションの心理学:エネルギーの習得
11.さらに進みたいですか?
今回は、これらの中から1~3.について書きますね。
特にtweetした3.ポモドーロ・テクニックの4原則は必見☆彡
1.ポモドーロ・テクニック以前のChris Winfield
Chrisによれば、彼は仕事中毒と言えるほど仕事にのめり込んでいたようです。実際、週に60、80、あるいは100時間もの多くの時間を仕事に費やしていました。彼のことばを借りれば、以下のようにそれを説明してくれています。
“私は自分の仕事を自分の定義の大きな部分にしていました。私は名誉のバッジのようにそれらの非常識な時間を身に着け、自分がいかに「忙しい」かを人々に伝えるのが大好きでした。”
“振り返ってみると、私は自分の仕事を使って自分の中の空隙を埋めようとしていることに気付きました。問題は、この空隙がブラックホールのようだったことです。何時間働いても、それを埋めることはなかったようだ。どちらかといえば、それは私を悪化させました。”
そこで彼は立ち止まって自分の人生を再評価し、自分にとって何が重要なのか、何が重要でなかったのかを理解しようとしたそうです。
このことが、彼に大きな変化を起こし、より難しいことではなく、よりスマートに働く方法を理解しなくてはいけないと考えたそうです。より少ない時間でより多くのことを行うために、大きな変化を起こすことを考え、現在の事後との最適化を目指すことにしたとのこと。
ポモドーロ・テクニックとの出会いについて以下のように話しています。
“私にはポモドーロテクニックが必要でした。この驚くほどシンプルな時間管理システムが、私の仕事の日々、そして最終的には私の人生をどのように変えたのかは次のとおりです。私はそれがあなたのためにも私と同じことができると思います。”
いきなり、私にもできたのだから、あなたにもできる!と言ってくれていますね。
実践している僕にとっても勇気が出ることばだし、労働時間、時間管理に悩んでいる人にとっても朗報です☆彡
2.ポモドーロ・テクニックとは何か?
過去記事に概ね説明していますが、Chrisはどのように捉えていたのかが知りたいですね。
彼は以下のようにこのテクニックについて説明しています。
“長年にわたり、私はポモドーロ・テクニックと呼ばれる時間管理システムについて聞いていた。それはあまりにもシンプル(単純・簡単)に見えましたが、彼らが言うように、最も簡単なものはしばしば最もよく機能します(work best)。
私は、その考案者フランチェスコ・シリオによって書かれた2006年の論文を読みました。この革新的な時間管理システムは、一見学習するのは簡単ですが、正しく適用されると人生が変わるものです。”
実際、僕の場合もそうですが、このテクニックを学習し初めのころは、内容はシンプル(25分仕事+5分休憩)なんだけど、いざ実行するとこれまでの習慣等が邪魔してなかなか軌道に乗れなかったことを思い出します。
しかし、現在ではその構造を理解し、正しく適用することで、素晴らしく機能していると実感できています。
3.ポモドーロ・テクニックの4原則
この章がこの記事のメインです!
「ポモドーロ・テクニックの4原則」は、以下のように分けられています。
1)時間と共に働き、敵対しない。
2)バーンアウトをなくす(燃え尽き症候群を解消する)。
3)憂さ晴らし(目移り)を管理する。
4)ワークライフバランスをより良くする。
1)時間と共に働き、敵対しない。
私たちの多くは、時間が敵であるかのように生きています。私たちは、割り当てを終了し、締め切りに間に合うように時計(時間)と競っています。ポモドーロ・テクニックは、それに対して苦労するのではなく、時間とともに作業することを教えてくれます。
2)バーンアウトをなくす(燃え尽き症候群を解消する)。
仕事中に短時間の予定された休憩を取ると、あまりにも強く押したときに感じる「running on fumes 煙の中で走る」という感覚がなくなります。 あなたがシステムに固執するとき、過労することは不可能です。
3)憂さ晴らし(気晴らし)を管理する。
電話、メール、Facebookメッセージ、または突然、車のオイルを交換する必要があることに気づきます—気晴らしは常に私たちを襲います。 通常、これらの気晴らしは待つことができます。 ポモドーロ・テクニックは、気晴らしを記録し、後で優先するために役立ちます。
4)ワークライフバランスをより良くする。
私たちのほとんどは、先延ばしに起因する罪悪感にあまりにも親密に精通しています。 生産的な一日がなかったら、私たちは自由な時間を楽しむことができないようです。 ポモドーロ・マスターとして、効果的なタイムテーブルを作成し、優先度の高いタスクを達成するため、休暇を本当に楽しむことができます。
今回はここまでです。以下のような人にオススメだと確信して説明しました。
・労働時間の多さに悩んでいる人
・労働時間管理のやり方に悩んでいる人(労働者)
・労働時間管理の取り組みや導入に悩んでいる人(管理者)
・日々の時間管理に悩んでいる人(学生含む)
実践者でありながら、日々まだまだ迷ううことも多い僕にとっては珠玉の記事でしたが、あなたにとってはいかがだったでしょうか?
労働時間、時間管理に悩むあなたにとって有益であれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、どうも有り難うございました。
この続きは近日中に書きますね!乞うご期待!
Ciao☆彡
【あなたに読んで欲しい書籍】
・フランチェスコ・シリロ 著、斉藤裕一 訳:どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門(CCCメディアハウス)2019
【できれば原文にも目を通してみてください】
・Francesco Chilliro:Pomodoro Technique, 2006 ※PDFがDLできます!